肝炎ウイルス検査
肝炎ウイルス検査を受けたことがありますか
C型肝炎は何の自覚症状もなく、検査をしなければ肝炎を起こしているということがわかりません。HCV感染者のうち、輸血や手術の経験のある人は4割程度で、全くそのような既往がないのにHCVに感染していたという人が、C型肝炎の患者様の中で5割以上の比率を占めています。
HCV感染は高齢者に多いということ、手術や輸血などに関係して高いということがわかっています。
現在、緊急肝炎ウイルス検査事業として、各市町村の保健所とそれに加えて指定医療機関で、無料で肝炎ウイルス検査(HBs抗原・HCV抗体)が受けることができます。当院は、神戸市の肝炎ウイルス検査実施医療機関です。
一般よりも感染の可能性が高いグループ(ハイリスクグループ)も公表されています。これまでに一度も肝炎ウイルス検査を受けたことがない人は、一度検査を受けましょう。
C型肝炎ウイルス感染の可能性が一般より高いと考えられる方
- 1992(平成4)年以前に輸血を受けた方
- 長期に血液透析を受けている方
- 非加熱血液凝固因子製剤を投与された方
- フィブリノーゲン製剤を投与された方
- 大きな手術を受けた方
- 臓器移植を受けた方
- 薬物濫用者、入れ墨をしている方
- その他(過去に健康診断などで肝機能の異常を指摘されているにもかかわらず、その後肝炎の検査を実施していない方など)
Point
検査を受けた後に大切なことは、検査で肝炎ウイルスが陽性すなわちB型肝炎またはC型肝炎ウイルス持続感染者とわかった場合に、肝炎がどのような段階かを知ることです。肝疾患専門医療機関を受診し、医師の診断を受けましょう。
肝臓の部屋
ご案内GUIDANCE
アクセスACCESS
〒653-0801 神戸市長田区房王寺町3-5-25
電車
- 阪急、阪神、山陽、各線の「新開地駅」から神戸電鉄に乗換
- 神戸電鉄「長田駅」より、徒歩約6分
※「長田」とつく駅が、他にもあります。(JR新長田、高速長田)乗り間違いにご注意ください。
タクシー
JR「兵庫駅」よりタクシーで約15分